2013年8月17日土曜日

ものづきあい


子供の夏休みの宿題に「親子読書」が
あります。


親子で同じ時間に読書をするというもので
感想を交換し合うというものです。

何だかだらしない感じですが
とりあえず読書に夢中の息子です。

私はというと…

いま、この本を読んでいます。

ーーーー以下本文より

出会った場所や人のことを思い出させてくれたり、
手にすることで表情を変えていく道具や器、雑多なもの。

なくても毎日はなんとなく過ぎていくけれども、そこにあることで
自分の暮らしを心豊かに積み重ねることができるもの。

私が居心地の良さを感じる暮らしは、それらの「もの」とともに
形づくられていたことに今さら気づかされたのだ。

ーーー



著者の大切な「もの」達の写真も素敵です。





私も普段から暮らしを豊かに積み重ねることができる
「ものづきあい」を楽しんでいます。




焼き立てのパンをお気に入りのお皿へ。
なんていうのも、ものづきあいのひとつかな。




ささやかだけれど、こんな小さな事の繰り返しが
暮らしを豊かに彩ってくれています。


一方、息子は読書を早々と終え
絵を描き始めたかと思えば「終わった〜洗ってくる〜。」と
言ったきりで外へ。30分経っても帰ってこず。
出しっぱなしの画材の数々。

玄関に出てみると
雨水タンクで洗った形跡はあるけれど
またまた出しっぱなし。


ベランダで物音がしたので行ってみると


蝉の脱け殻に夢中の息子。


私   「絵の具の道具が出しっぱなしだったね」

息子「あっそうだった」


私   「……………」


息子「……………」



強制的に片付けさせるのは簡単だけど

怒られるのが嫌だから片付けをする
という方程式以外のやり方はないものかと


息子の癖や個性を観察して
彼の意思で取り組める空気感を只今、模索しています。

私の夏休みの自由研究みたいなものですね。

脱け殻を観察する息子とその息子を観察する母


案外、この観察は面白く
勉強になるのが不思議です。
























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